リノベーションを始める前に、このチェックリストを必ず読んでください(本気です)
- Room Planner Team
- 6月5日
- 読了時間: 4分
セルフリノベーション用チェックリスト

DIYでリノベーションをお考えですか?プロが教えてくれないポイントがここにあります。
デザイナーや工務店を使わず、自分でリノベーションを計画しているなら、この専門家推奨のチェックリストが役立ちます。リアルな実例、実践的な計画アドバイス、そしてよくある失敗をまとめています。キッチン、バスルーム、またはマンション全体を改装する場合でも、このガイドがプロのようにプロジェクトを進める助けになります。
1. 目標と範囲の明確化
どの部分をリノベーションしますか?(例:キッチンだけ?全体?)
目的は?クイックリフレッシュ?全面改装?賃貸向け?
誰がその空間を使いますか?(子ども、高齢者、ペット、来客など)
予算と最長のスケジュールは?
何を交換すべきで、何を残してもいいのか?
ワンポイント:優先順位を3つ書き出しましょう(例:収納、快適さ、掃除のしやすさ)
2. 実用的なレイアウトを作る
メジャーで測る、または Room Planner アプリで図面を描く(精度を確認)
ゾーン分け:寝る・料理・仕事・くつろぎ・収納
死角や開かないドアを避ける – ドアや引き出しの開閉スペースを確認
動線を想像:「朝ベッドから起きてトイレにどう行く?」
よくある失敗:ベッドが壁に近すぎて、毎朝シーツを整えるのが面倒に。
3. 人間工学の基本寸法
以下は最低限の推奨寸法です:
項目 | 推奨寸法 |
通路幅 | 60~90cm以上 |
ベッド〜壁(両側) | 70~90cm以上 |
キッチン通路 | 100cm以上 |
ダイニングチェア〜壁間 | 90cm以上 |
トイレ前方スペース | 60cm以上 |
洗面台横スペース | 20cm以上 |
冷蔵庫~カウンター間隔 | 90cm以上 |
ポイント:狭いキッチンでは開き戸より引き出しを使うと動線がスムーズになります。
4. スタイルと仕上げ材の選定
実際の施工例から参考画像を集める(Pinterestだけに頼らない)
基本素材は2〜3種類(床材、壁材、主要キャビネットなど)
カラーパレット:ベース1色、アクセント1色、金属1色を決める
拭き取りやすく耐水性のある素材を選ぶ
高価なものとリーズナブルなものを組み合わせてバランスを取る
例:IKEAのキャビネットにオーダーフロントやハンドルをつけるとおしゃれ&コスパ◎
5. 予算をプロのように管理
カテゴリーごとにリスト化:解体、職人、配管、タイル、家具、照明など
予備費として20%を加算(絶対使います)
ExcelやNotionで価格を管理
大きな買い物は3社比較が基本
Room Plannerの買い物リストを使ってアイテムを整理
注意:ハンドル、スイッチ、接着剤など小物も積み重なると結構な金額に
6. 工事をステップごとに計画
以下のように分けるとスムーズです:
解体・撤去
電気・配管工事
壁と天井の下地処理
床の施工
タイル貼り
塗装作業
設備機器の取り付け
家具とインテリアの配置
アドバイス:特に柄物タイルは納品前にレイアウトを決めておくと安心!
7. 書類の準備
寸法付きの間取り図
配線&照明計画
給排水の配管図
壁の立面図(タイルやコンセントの位置含む)
商品リンク・品番付きの予算表
購入・配送スケジュール表
Room PlannerのPDFエクスポート機能を活用すると、壁面図や買い物リストも含めてまとめられます。
8. 配送と保管を管理する
部屋ごと、または工程ごとに配送日を設定
タイル・塗料のロット番号を必ず確認(色ずれ防止)
割れ物は現場から離れた場所に保管
ダンボールには「部屋名+内容物」をラベルで明記
プロのヒント:納品当日にすぐ開封して状態確認を。後でクレームすると時間もお金もロス!
9. 職人との付き合い方
施工会社なしでも大丈夫:
作業ごとに専門職人を雇う:電気工、タイル職人、大工など
知り合いでも最低限の契約書を交わすこと
全額前払いはNG。支払いは「30/40/30ルール」で
毎日施工をチェック。気になる点はその場で確認
チェックポイント:タイルの切り口、コンセントの水平、角の収まり、塗装の仕上がりなど。
10. 進行管理・検査・記録
ビフォー/アフターの写真を撮る
各部屋ごとにチェックリストを用意
不備や修正期限を書き出す
領収書・保証書はデジタル保存
管理を任せている人がいる場合は引き継ぎリストを作成
スマートなコツ:修正してほしい箇所に青いマスキングテープを貼っておくと、視認性が高く効果的。
11. 入居前の最終ステップ
全体を徹底清掃(できれば業者を依頼)
水・電気・スイッチ類の動作確認
コンセント・照明器具をすべてテスト
必要な収納は引っ越し前に整えておく
最後は…お疲れ様でした!しっかり休んでください。